ルテインは眼の黄斑部に存在する黄色い天然色素。カロテノイドの一種で網膜を光線刺激から守り、酸化ストレスを除去する役目を持っています。
しかし、年をとったり過度な光線刺激を浴び続けたりするとルテインは減少します。ルテインが減少すれば黄斑はダメージを受け、加齢黄斑変性症を招くことに。
そのため、今どれくらいルテインが黄斑にあるのか、知っておくことは今後の対策を考えるうえでとても大切です。
無料でルテインを測定できるイベントが行われていたら、ぜひ積極的に足を運んでみてください。
ルテイン無料測定会
頻繁にではありませんが、ルテイン測定会が時々行われています。地域の眼鏡屋さんが主催しており、たいていは無料です。
日本に数台しかない望遠鏡のような特別な機器を使って、黄斑部のルテイン量を測定します。
機器をのぞき込むと横に3つ並んだ点があり、真ん中の点が点滅したら手元のスイッチを押す。これを数回繰り返すだけです。痛みも何もなく、所要時間5分ほどなので気軽に受けられます。
その結果、次のような指針に沿って判定されます。
MPS2測定値目安表
ルテインのおおよその目安です。
0~0.25 |
平均より少ない |
すぐに眼のケアを始めて |
---|---|---|
0.26~0.5 |
平均より少ない |
眼のケアを考え始める必要あり |
0.51~0.75 |
平均的な値 |
眼のケアを怠らないように |
0.76~1 |
平均より高い |
非常に良い |
実はこの測定、年齢よりも食生活の影響が出やすいそうです。高脂肪食を摂り続けた結果、カラダに活性酸素が充満しているとルテイン不足と判定されるようです。
ルテイン不足の対策は?
ルテインが不足している判定が出たら、
- ルテインを摂る
- できるだけ抗酸化食品を摂り、不摂生な食生活を送らない
- ブルーライトカット眼鏡やサングラスで光線刺激から目を守る
などの対策を行いましょう。判定会を主催している眼鏡屋さんでは光線刺激から目を守る眼鏡類を扱っていますから、その場で相談可能です。
何も対策せず放っておけば、やがてゆがんで見えたり真ん中が黒ずんで見えたりします。すでに見え方がおかしくなっていたら、速やかに眼科を受診するようにしましょう。
※ルテインと加齢黄斑変性症の関係
加齢黄斑変性症の有名な対策はルテインを摂るですが、
ルテインが加齢黄斑変性の防止に効果があるかどうかは分かっていません。
でも、そんなの待ってられないですよね。
早め、早めに手を打ちたい方はここから手に入ります。