黄斑変性症は加齢黄斑変性症に代表されるように加齢とともに発症する病気、といわれていますが、実は若い人でも発症することがあります。
それが「特発性新生血管黄斑症」です。
特発性新生血管黄斑症って何?
滲出型の加齢黄斑変性症と同じように若くても起こる新生血管に由来する目の病気です。
網膜下の脈絡膜から発生する、本来存在しないはずの細くて脆い新生血管が破けて出血したり、中の成分が滲み出たりすることで黄班部が障害されます。
特発性新生血管黄斑症の原因は?
特発性新生血管黄斑症ではハッキリとした原因がわかっていません。「特発性」という名前からもわかる通り、原因不明で発症する病気なのです。
ただ遺伝的な要因に加え、食生活の不摂生など目にかかるストレスが一線を越えることで発症すると考えられます。
特発性新生血管黄斑症の治療法は?
加齢黄斑変性症の治療法と同じ、抗VEGF療法が治療の主流となっているようです。
この特発性の黄斑変性症はまだ一般的にも知られていない病気のため、実績の豊富な大学病院などをインターネットで検索して受診するほうが良いでしょう。
また症状の進行が加齢黄班変性症より急なので見え方がおかしいと感じたらすぐに受診しましょう。
特発性新生血管黄斑症の予防法は?
特発性新生血管黄斑症の予防も加齢黄班変性症の予防と同じように考えてよいのではないでしょうか?
加齢黄班変性症では喫煙や欧化された食生活などにより活性酸素が増殖することが原因のひとつと考えられています。
特発性新生血管黄斑症でも禁煙や抗酸化食品の摂取、規則正しい生活習慣などで健康的な生活を送ることが大切といえそうです。
紫外線や青色光(ブルーライト)の影響も考慮した方が良さそうです。特に若年層ではパソコン、スマホなどデジタル機器に接する時間が高齢者に比べて圧倒的に長いです。
画面から発せられる青色光(ブルーライト)の刺激にさらされ続ければ、網膜は知らないうちにダメージを受けてしまいます。
せめて就寝前のスマホは控えるようにしましょう。
※ルテインと加齢黄斑変性症の関係
加齢黄斑変性症の有名な対策はルテインを摂るですが、
ルテインが加齢黄斑変性の防止に効果があるかどうかは分かっていません。
でも、そんなの待ってられないですよね。
早め、早めに手を打ちたい方はここから手に入ります。