加齢黄斑変性症と血液循環の深い関係
網膜にはたくさんの毛細血管が集まっていて、視細胞はそこから酸素や栄養を受け取っています。
しかし、加齢や食生活の乱れなどによりこの流れが滞ると、新しい細胞が生まれずに、黄斑の下に古い細胞がカスのように溜まっていきます。
これはドルーゼンと呼ばれ、黄斑変性症の引き金になると考えられています。
網膜への血液循環を良くして黄斑を守ろう
具体的には次の事に気をつけるといいでしょう。
- バランス良く食べる
- 運動する
- 水分をたっぷり
- カフェインを控える
- アルコールを控える
- タバコを止める
甘いものや脂っこいものの摂りすぎは血液ドロドロを招き、血液の流れが悪くなります。抗酸化作用のある食品をとりいれ、バランスよく食べるようにしてください。
運動不足は血液の流れを悪くします。できるだけ筋肉を使って血糖や脂肪を消費するよう心がけましょう。
カラダの水分が不足すると血液の流れが悪くなります。脱水になると糖尿病網膜症などを誘発します。こまめな水分補給を心がけるようにしてください。
コーヒー、紅茶、緑茶、コーラなどに含まれるカフェインは、利尿作用が高いため水分不足になりやすく、血液の流れが悪くなります。
またカフェインには眼圧を上げる働きもあります。オーストラリアの研究によると、カフェインの1日の摂取量200mg以下の人の平均眼圧は17.11mmHgであるのに対し、200㎎以上摂取する人の平均眼圧は19.47mmHgと高くなっています。
コーヒーは1日2杯までにとどめたほうがいいでしょう。
アルコールも利尿作用が高く、分解の際に活性酸素を発生させます。さらにビールや日本酒は血糖値も急上昇させます。加えておつまみでカロリーもアップします。ただ、お酒は血行を良くします。飲むなら適量をゆっくり飲みましょう。
加齢黄斑変性症にとって喫煙はハッキリと発症リスクを高めるものと実証されています。黄斑にとって大敵な酸化物質を発生させるうえに、網膜の血管を収縮させ血液の流れを悪くします。
※眼科医が試そうと思っているルテインの秘密とは?
加齢黄斑変性症の有名な対策はルテインを摂るですが、
ルテインが加齢黄斑変性の防止に効果があるかどうかは分かっていません。
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